こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織(ひろのさおり)です。
春に出回る、甘くて美味しい新玉ねぎ。この記事では、普通の玉ねぎと何が違うの?という疑問にお答えします。最後には新玉ねぎを使ったおすすめレシピ付き。ぜひ参考にしてみてください。
新玉ねぎの特徴
玉ねぎは、黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎ、小玉ねぎなど、いくつかの種類があります。新玉ねぎは黄玉ねぎや白玉ねぎを収穫してすぐに出荷させたものを指します。
通常の玉ねぎは、収穫後に乾燥させてから出荷しますが、新玉ねぎは乾燥させないため、水分が多くやわらかいのが特徴です。
みずみずしく美味しい一方で、水分が多いので傷みやすい、あまり日持ちしないというデメリットも。
新玉ねぎのおすすめの調理法
新玉ねぎには、血液をサラサラにするなどの効果が期待されている、硫化アリルが含まれています。
硫化アリルは熱に弱いので、生で美味しく食べられる新玉ねぎは、せっかくなら加熱しない調理法がおすすめ。
また、そのままでは傷みやすい新玉ねぎは、マリネにすると長持ちしやすく、美味しい・便利なストック食材に。
マリネの基本材料は、オイル、ビネガー(酢)、塩、砂糖が基本材料です。
マリネが長持ちするには次のような理由があります。
- オイルによって、食材が空気に触れて酸化するのを防ぐ
- ビネガー(酢)がpHを下げ、微生物の増殖を防止する
- 塩や砂糖によって浸透圧が高まり、微生物の増殖を防止する
マリネは、冷蔵庫から出してすぐに食べられる「冷惣菜」として、忙しい日々の食卓の助けなります。
最後に新玉ねぎを使ったマリネ料理のレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【レシピ】新玉ねぎのカラフルマリネ
材料(2~3人分)
- 新玉ねぎ 1個
- 黄色パプリカ 1個
- ミニトマト 8個程度
<A>
- オリーブオイル 大さじ6
- 酢 大さじ6
- 塩 小さじ2/3
- 砂糖 小さじ1
作り方
- <A>を混ぜ合わせる。
- 新玉ねぎは皮をむいて半分に切り、薄切りにする(スライサーがおすすめ)。水に15分ほどさらし、水気をよく絞る。
- ミニトマトはヘタを取る。パプリカはヘタと種を除き、薄切りにする。
- ボウルに②、③を入れ、①を加えて全体を絡める。冷蔵庫に入れ、1時間ほど置く。
ぜひ作ってみてください♪
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