こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織(ひろのさおり)です。
これまで使っていたまな板が古くなり、段々と傷みが気になり始めました。
まな板は料理道具の中でもほぼ毎日使うもの。「良いものを長く使いたい」と思い、最近、イチョウのまな板に買い替えました。
イチョウ材専門店、双葉商店さんのまな板です。
イチョウで作られたまな板は、刃当たりがやさしく包丁を傷めない、水はけがよく、においも残りにくいなどの良さがあり、昔からまな板に一番適したもの、とも言われています。
ただ、私が一番感動したのは、イチョウのまな板はとても切りやすいというところ。
(同じ包丁でも、です。)
これはイチョウの木の柔らかさで刃をやさしく受け止めてくれるからなんだそう。
柔らかすぎると包丁跡がついて傷みやすくなってしまいますが、イチョウは硬すぎず柔らかすぎない、ほどよい硬さなんです。
切った時のトントンというやさしい響きにも癒されます~。
無垢の木そのままの、滑らかで美しい木肌も魅力的。
双葉商店さんでは、無料でまな板の削り直しも行ってくれます。
使い込んで汚れてきたら、表面を削って長く使い続けられるのが嬉しいですね。
せっかくなので、イチョウのまな板の魅力をまとめてみました。
①包丁にやさしい
適度に柔らかく、弾力に優れているので、刃当たりが良く、包丁の刃を傷めない。
まな板に傷が残りにくいため、長持ちする。
②乾きが早く、汚れにくい
イチョウは適度な油分があり、水はけが良いため、乾きが早く、汚れもつきにくいので衛生的。
③抗菌性がある
イチョウには天然の抗菌力もあり、カビが生えにくい。
④においが残りにくい
フラボノイドが含まれているので、まな板ににおいが残りにくい。木の香りも少ないため、食材の風味を損なわない。
⑤反りやゆがみが出にくい
イチョウの年輪は、冬と夏の木目の差がなく、材質が均一なことから、反りやゆがみが出にくい。温度変化による歪みや割れが少ない。
日々料理に使う度に、イチョウのまな板の良さを感じます。
イチョウのまな板、おすすめです!