こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。
1月も下旬に差し掛かり、冬の寒さもピークですね。
滋養強壮、体力回復が期待でき、夏に食べることの多い、韓国料理の「参鶏湯(サムゲタン)」。
体がぽかぽかに温まるので、寒さが厳しい冬にもぴったりの料理です。
本場では丸鶏を使い、鶏のお腹にもち米などを詰めてじっくり煮込みますが、手に入りやすい食材と作りやすい調理法で、お粥(おかゆ)風にアレンジしました。
骨付きの鶏手羽元を使えば、短い煮込み時間で旨味を与えてくれます。
栄養が詰まった「種子」である栗や銀杏は、市販のものを使ってお手軽に。
鶏の旨味と、ねぎやしょうがの薬味を活かして、シンプルに塩麹だけで味をつけています。
おかゆは調子がすぐれないときにも食べやすく、この一品で栄養もバランスよく摂れますよ!
それではレシピをご紹介します。
【レシピ】鶏手羽元の参鶏湯(サムゲタン)風おかゆ
材料(2人分)
- 鶏手羽元 6本
- 長ねぎ 1/2本
- 生姜 1/2片
- 米 1/2合(75g)
- 甘栗(むき) 6個
- 銀杏(水煮) 8個
- 水 800mL
- 塩麹 大さじ2 ※使用する製品によって調整してください。
作り方
①
長ねぎは斜め薄切りにする。生姜は薄切りにする。米は水で洗い、水気を切る。
②
鍋に水、塩麹、鶏肉、長ねぎ、生姜を入れて蓋をし、中火にかける。
沸騰したら弱火にし、10分ほど煮る。(途中でアクを取る)
③
米を加え、蓋をして弱火で20分ほど煮る。
④
米がふっくらしてお粥状になったら甘栗、銀杏を加えてひと煮立ちさせる。
完成です♪
材料を順に入れて鍋で煮るだけなので、とっても簡単♪
栄養がたっぷり摂れて、体はポカポカ!旨味たっぷりで心がホッとする一品です。
ぜひ作ってみてください。