こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織(ひろのさおり)です。
子供も大人も、みんな大好きな鶏団子。汁物やお鍋に入れたり、味を付けておかずにしたりと万能に使えます。
ただ、家庭で鶏団子を作ると「パサつく、ポロポロする」「ふわふわ感が足りない」など、少し難しい料理。実は、そんな悩みを全て解決してくれるお助けアイテムがあるんです。
それは・・・はんぺん!
はんぺんは、白身魚のすり身に、発泡性のある卵白ややまいもを加えて、空気をたくさん含ませて作られています。
空気を含んだはんぺんをなめらかに潰して、鶏ひき肉と混ぜてタネを作ると、ふわっとして程よい弾力のある食感に仕上がり、時間が経ってもパサつきません。
ちなみに「はんぺんっぽい感じ」は、味の面でも、食感の面でも(ちゃんと潰すことで)、あまり残りません♪だからこそ万能に使える鶏団子です。
それではレシピをご紹介します!
【レシピ】ふわふわ&パサつかない、はんぺん入り鶏団子
材料(約16個分)
- 鶏ひき肉 200g ※もも肉とむね肉、半量ずつがおすすめ
- はんぺん(大判) 1枚(120g)
- 生姜 1片
- 酒 大さじ2
- 塩 少々
作り方
①
生姜をすりおろします。
②
キッチン用ポリ袋にはんぺんをちぎって入れます。
袋の外から手で揉みながら、細かい粒~なめらかなペースト状になるまで潰します。
③
②に残りの材料を全て加えます。
全体が均一になるよう捏ねていきます。
最終的にこのように均一な肉ダネになります。
④
袋の先端をはさみで切り、肉を少量ずつ絞り出し、団子状に丸めます。
⑤
沸騰した湯に団子を落とし(スプーン2本使いながら落とすと楽です)、3分ほど茹でます。
湯から引き上げて完成。冷蔵保存する場合は、茹で汁を少し取って、浸しておくと良いです。
この鶏団子は、多めに作って「作り置き保存」しておくのもおすすめです。もちろん出来立てが一番美味しいのですが、時間が経ってもパサつきにくいです。
汁に入れてもよし、鍋に入れてもよし。照り焼きソースで鶏つくね風にすればお弁当のおかずにもなります。これがあると普段のご飯作りが楽になるかもしれません。
『基本の鶏団子レシピ』として覚えておくと、とっても便利です!
レパートリーの一つとしておすすめです♪