こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織（ひろのさおり）です。
ブロッコリーはとても栄養価の高い緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、葉酸など数々の栄養素が豊富に含まれています。
ブロッコリーはゆでて食べる方も多いと思いますが、ブロッコリーをゆでると、ビタミンCや葉酸のような水溶性のビタミン類は、ゆで水に溶け出てしまいます。
特にブロッコリーのビタミンCの量は、野菜の中でもトップクラスですが、ゆでることで半分程度に減ってしまうんです。もったいないですよね。
そこでおすすめなのが「ゆでる」代わに「蒸しゆで」にすると方法です。
蒸しゆでの方法
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まず、鍋に少量の水を入れます。ブロッコリー1個に対して、50mlくらいの水が目安です。
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ブロッコリーを入れて、蓋をします。火にかけて、蓋をしたまま中火で3～4分ほど加熱します。
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火を止める前に、爪楊枝で刺して硬さを確認すると良いですよ。
ゆでた場合にはブロッコリーを一度取り出さないと硬さは確認できませんが、この「蒸しゆで」の方法なら、鍋に入れたまま硬さを確認できます。
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ちょうど良い硬さになったら、ザルにあげて冷まします。
ほうれん草などの葉物野菜とは違い、ブロッコリーは水にさらさないほうが美味しく仕上がります。水にさらして冷却するとブロッコリーが水っぽくなりますので、注意しましょう。
蒸しゆでは、使用する水の量が少ないため、溶け出てしまう栄養素が少なく、味も濃くて美味しいんです。
加えて嬉しいことは光熱費が節約できること！
ゆでる場合はたっぷりの水を沸かすので、水もガス代もかかりますが、この方法であれば水はごくわずか、加熱時間も短いです♪
普段ブロッコリーをゆでているという方は、ぜひ蒸しゆでを試してみてください！
