こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。
夏は暑さや湿気によって、食欲が落ちたり体調がすぐれないなど、夏バテの症状に悩まされることもありますよね。
そんな時には、すっぱくて美味しい梅干しの活用がおすすめです。
梅の酸味成分であるクエン酸は、
- 唾液や胃液の分泌を促して食欲を増進させる
- 糖質をエネルギーに変える際に重要な役割がある
- 疲労物質の乳酸を分解を促進する
このような働きがあることから、夏バテ予防や疲労回復に良いと言われています。
今回は、この時期におすすめな、梅干し使った簡単レシピを2品ご紹介したいと思います。
梅とひじきの手作りふりかけ
日持ちのする梅干し・乾燥ひじき・白ごまに、調味料を加えてレンジ加熱をするだけでできる、手作りふりかけです。
思い立ったらすぐ作れるのもポイント。
梅干しに含まれる疲労回復成分のほか、ひじきやごまからに含まれるミネラル分も摂ることができます。
ご飯にたくさんかけてもしょっぱすぎないので、その分栄養もたくさん摂れますよ!
材料(2人分)
- カリカリ梅 3個
- ひじき(乾燥) 大さじ1
- 白いりごま 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- みりん 小さじ2
作り方
- ひじきを水で戻し、しっかりと水気を切る。梅は種を除き、粗めのみじん切りにする。
- 耐熱容器に①、醤油、みりんを入れて混ぜ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分間加熱する。
- ②にごまを加えて混ぜ、再度ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分間加熱する。
レンジだけですぐ出来上がりますが、多めに作り置きしておくのもおすすめです♪
キャベツとささみの梅マヨ和え
こちらもレンジだけでさっと作れる一品です。あと一品欲しいときの副菜としてもおすすめ。
梅干しの塩味、酸味が効いているため、最低限の調味料でも美味しく仕上がり、低カロリーです。
材料(2人分)
- キャベツ 150g
- 鶏ささみ 2本
- 梅干し 3個
- 酒 大さじ1
- マヨネーズ 大さじ1
- 塩 少々
作り方
- 耐熱皿にささみをのせ、酒をふりかけ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。粗熱を取り、身をほぐす。
- キャベツは太めの千切りにし、耐熱ボウルに入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で2分ほど加熱する。粗熱を取り、水分をしぼる。
- 梅干しは種を除き、果肉を叩き、ボウルに入れる。①、②、マヨネーズ、塩を加えて和える。お好みで冷蔵庫で冷やしても◎。
梅干しを使った簡単レシピを2品ご紹介しました。梅干しは比較的長く日持ちするため、冷蔵庫に入れておくと何かと役立ちますよ。
食欲が低下したときや、元気を付けたい時には、ぜひ梅干しを使ったお料理を取り入れてみてください♪