こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。
食品の「冷凍」は、長期間の保存が可能になるため、食材を無駄にすることを避けれらますよね。
特にお肉やお魚は、まとめて購入して冷凍しておくという方も多いと思います。
普段から何気なく冷凍しているお肉やお魚も、そのやり方によっては日持ちの程度や、後日調理に使う際のおいしさが変わってくるのをご存じでしたか。
今回は、肉・魚の冷凍保存のコツやポイントをご紹介します。
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肉・魚の冷凍・解凍方法
魚は下処理してから冷凍する
丸ごとの魚は内臓やえらから傷みが進みます。下処理をして、内臓やえらを取り除き、よく洗ってしっかり水気をふき取ってから冷凍保存をしましょう。
同様に、イカやエビも、内臓や背わた、殻などを取り除く下処理をしてから冷凍します。
トレーから出して冷凍。切っておくと時短に
スーパーなどで肉や魚が入っている発砲スチロールのトレーは、熱伝導が悪いため、そのまま冷凍保存をすると冷却に時間がかかってしまい、食材が傷みやすくなります。
肉や魚は、できるだけラップなどで包みなおしてから冷凍しましょう。
また、使いやすい大きさに切ってから冷凍しておくと、調理の際にすぐに使えて時間短縮でき、洗い物も減らせますよ。
火を通してから冷凍もOK
生のままでなく、加熱してから冷凍するのもひとつの方法です。
たとえば鮭を焼いてほぐしてから冷凍したり、ひき肉は炒めてそぼろ状にして冷凍するのもおすすめ。
特にひき肉は加熱してから冷凍したほうがより保存性が高まります。
魚のほぐし身を用意しておけば、たんぱく質が足りないときに手軽に食事にプラスできますよ。
冷蔵庫解凍か流水解凍が基本
肉や魚の解凍は、冷蔵庫解凍が基本です。
急いでいるときは流水解凍も可能ですが、食材に水が触れると味が落ちてしまうため、注意しましょう。
また、常温に放置する自然解凍は傷みやすいので避けた方が無難です。
⑤レンジ解凍は解凍モードで
凍ったものをいきなり普通に加熱してしまうと、温度むらが激しくなってしまい、ある部分は生っぽく、ある部分は加熱過多でパサパサ…なんてことが起きてしまいます。
電子レンジで解凍する際は、まず低出力の解凍モードを使用して、きちんと解凍してから加熱調理に用いることをおすすめします。
今回は、肉・魚をおいしく冷凍保存するポイントやコツについてご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください♪