こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織(ひろのさおり)です。
パラオの食情報、後半です。
主食になるタロイモ。野菜は空心菜とオクラ。
パラオではシーフードの他に、タロイモが有名。先祖代々から受け継ぐタロイモ畑をもつことは名誉なことなんだそうです。
もちっとした食感が特徴で、煮たりコロッケにしたり、クッキーの原料になったり。
また、パラオの野菜は輸入品が多い中、空心菜は自分たちで育てられる貴重な野菜なんだとか。
他には南国ということもあり、太くて美味しいオクラも度々見かけました。
●モグモグ・シーフードレストラン(Mogmog Seafood Restaurant)
パラオフードの詰め合わせ。
左上から時計回りに、シャコ貝のココナッツ煮、オクラ、マグロの照り焼き、マグロのポキ、タロイモのココナッツ煮、タピオカ餅、陸ガニのココナッツ和え、タロイモの天ぷら、タロイモコロッケ、ナスのココナッツ煮、中央は空心菜炒め。
ココナッツがこれでもかというくらい使われているのですが、なんとマグロの照り焼きにもココナッツ風味が。
照り焼きなので、メインは 砂糖・醤油で、そこにココナッツ。この組み合わせが私はとても好きでした!
これをヒントに今度料理してみよう~と思いながら、美味しくいただきました。
●鳥鳥(Tori Tori Restaurant)
南国野菜の生春巻き。椎茸の含め煮とオクラが和の雰囲気を出していて、この料理も面白かったです!
●スーパーの野菜売り場
珍しい野菜が多いです。そしてどれも大きい。
現地の人に聞いた話によると、「小さいうちに食べるなんてもったいない!」といってキュウリも巨大になるまで育ててから食べるんだそうです。たしかに、キュウリも大きかった…笑
和食だけじゃない!各国の料理が揃うパラオ
和食レストランは至る所にありますが、他にも様々なジャンルの料理が食べられます。
中国、アメリカ、ベトナム、フィリピン、インド料理などなど。
●Drop Off Bar& Grill
アメリカンな手羽先のフライや…
フィッシュバーガー。
セルフでサンドにするタイプでした。見た目にも美味しそうな魚を引き立てる、とても良いアイディア。
パラオの地ビール「Red Rooster」は全部で4種類。
●Pinoy Restaurant
Pinoy(ピノイ)とはフィリピン人という意味だそうです。15種類ほどあるフィリピン料理の中から好きなものを選び、ご飯とセットで注文します。
日本の定食屋のようなお店。
左はゴーヤ・トマト・卵を炒めた料理。右はマイタケに似たようなキノコをココナッツで煮込んだ料理でした。
想像を超えるほど、表面がカリッカリなポーク(豚バラ)フライ。ほんのり塩で味付けてあるだけでしたが、とても美味しかったです。
フィリピン料理は日本人にはあまり馴染みない印象ですが、パラオで食べる価値あり!
食事だけでなく自然も文化も魅力的で、かつ日本の文化が混ざっているので非常に過ごしやすかったです。
現地の人に「パラオ人と日本人は仲間!」と言ってもらえたことも、とても嬉しかったなぁ…。
パラオに興味を持たれた方は、ぜひ一度行ってみることをオススメします!