簡単!自家製フルーツビネガーの作り方♪ドリンク・料理へのアレンジレシピも

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こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織(ひろのさおり)です。

最近話題の自家製フルーツビネガー(果実酢)をご存知ですか?

お酢に砂糖とお好みの果物を入れて漬けておくだけで出来上がる手作りのフルーツビネガー。美味しいだけでなく、健康にも嬉しい効果があるんです。
フルーツビネガーの基本の作り方や、アレンジレシピ、栄養の特徴と健康効果など、その魅力をお伝えします。

 

自家製フルーツビネガーの作り方

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フルーツビネガーの作り方はとっても簡単。使用する果物は、お好みのもの、旬の果物など何でもOK!

材料の比率さえ調整すれば、好きな量だけ作ることができます。
果物が中途半端に余っている時は、傷んでしまう前にフルーツビネガーにしてしまうのもおすすめ。

早速作り方からご紹介します。

 

材料

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  • 果物(今回はイチゴとネーブルオレンジ)
  • お酢
  • 氷砂糖(なければ普通の砂糖で代用可)
  • 保存容器(密閉できるガラス製のものがおすすめ)

果物:お酢:砂糖の重量比は、2:3:1.5がおすすめです。(甘い味が好きな方は適宜砂糖を増やしてください)

果物200gの場合、お酢300g(300cc)と砂糖150gとなります。

 

作り方

保存容器を洗い、乾かします。できれば熱湯で煮沸するか、洗った後にアルコールで除菌できると安心です。

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果物を綺麗に洗います。

苺のように小さめの果物はそのままの大きさで、オレンジなど大きめの果物は、輪切りやざく切りに。
ただし小さく切り過ぎると果肉が崩れてしまうので注意しましょう。

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果物200g、砂糖150g、酢300ccを合わせます。※この通りの量でなくても、比率さえ合っていれば大丈夫です。

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異なる種類の果物をミックスしても美味しく仕上がります。
果物の総重量でお酢と砂糖の量を調整してください。

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1週間、日のあたらない場所で保存します。

氷砂糖は結晶が大きいため、ゆっくりと時間をかけて溶けていきます。
砂糖がゆっくり溶けていくことで、浸透圧で果物のエキスも徐々に引き出されていき、時間をかけて美味しいフルーツビネガーに仕上がります。

 

フルーツビネガーのアレンジレシピ

続いて自家製フルーツビネガーのアレンジレシピ(活用法)をご紹介します。

 

フルーツビネガーのソーダ割り

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最もポピュラーな飲み方かもしれません。炭酸水(ソーダ)と割ると爽やかなドリンクになります。

ソーダ割りはどの果物にもよく合います。
数種類のフルーツビネガーをミックスして割っても美味しいですよ。

お風呂上がりの一杯がおすすめです!

 

紅茶にスプーン1杯のフルーツビネガー

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プレーンな香りの紅茶に、スプーン1~2杯のフルーツビネガーを加えれば、フルーティーな香りいっぱいの紅茶に大変身。安い紅茶も一気に高級感漂います。

柑橘系、ベリー系、アップル系のフルーツビネガーを使うのがおすすめです。

朝飲むと、お酢と果物の力で腸のリズムが整えられやすくなり、夜寝る前に飲めばリラックス気分を味わうことができ、良質な睡眠も期待できます。

 

フルーツビネガーのサラダドレッシング

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フルーツビネガーは飲み物だけでなく、料理にもアレンジ可能です。

オイルドレッシングの基本材料は、オイル・酢・砂糖・塩。この酢・砂糖の部分をフルーツビネガーで置き換えることができます。その上フルーティーな香りが加わり、おしゃれなサラダにぴったりの自家製ドレッシングに。

  • オリーブオイル 大さじ1
  • フルーツビネガー 大さじ1
  • 塩 ひとつまみ

これらを混ぜ合わせればフルーツビネガーのドレッシングが出来上がり。
オレンジやレモン、グレープフルーツなど柑橘系のフルーツビネガーがよく合うのでおすすめです。

 

フルーツビネガーの酢の物

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フルーツビネガーは「甘酢」にもアレンジ可能です。
フルーツビネガーの甘酢の作り方は、フルーツビネガー:醤油=2:1の比率で混ぜ合わせるだけ。

キュウリやわかめ、もずくなどお好みの食材で、香りのよい上品な酢の物ができあがり。
サラダドレッシングと同様に、こちらも柑橘系がとても美味しく仕上がります。

 

フルーツビネガーの栄養と健康効果

最後にフルーツビネガーの栄養と健康効果についてご紹介したいと思います。

フルーツビネガーは、素材であるお酢や果物の力で、様々な健康効果が期待できます。また、手作りならではのヘルシーなポイントもあります。

 

お酢の有機酸・アミノ酸

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お酢には血圧や血糖値の上昇を緩和する働きや、腸のぜん動運動を促進させ、腸内環境を整えることで、便秘改善効果があることで知られています。

お酢単体ではなかなか食生活に取り入れにくいですが、フルーツビネガーにすることで取り入れやすくなります。

 

腸内環境を改善するには日々こつこつと取り組むことが大切です。
日ごろ便秘気味の方や、腸内環境を整えていきたいと思っている方は、1日1回フルーツビネガーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

果物のビタミン・抗酸化成分

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果物には種々のビタミンや抗酸化成分が多く含まれています。果物の栄養素はお酢(液)にも溶け出すため、フルーツビネガーを飲むときに一緒に取り入れることができます。

ビタミンは体の調子を整え、健康な肌や髪を維持するのにも不可欠な栄養素。
抗酸化成分は細胞の酸化や、それによる老化を防ぐはたらきもあります。

日ごろから健康や美容を意識している方にとっては特に嬉しいポイントですね。

 

砂糖の量を調節してカロリーカット

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自家製フルーツビネガーは砂糖の量を自分で調節できるため、甘さ控えめが好きな方や、ダイエット中の方も安心!
さらにソーダや水で割れば、ジュースよりもかなり低カロリーなドリンクになります。

フレッシュでフルーティーな果物の香りはそれだけで満足度が得られるため、甘さ控えめくらいがちょうど良いですよ。
※上でご紹介したレシピは、甘さ控えめの分量になっています。

 

最後に

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フルーツビネガーの作り方、アレンジレシピ、健康効果などその魅力をたっぷりお伝えしました。

フルーツビネガーは美味しく健康的なだけでなく、飲み物・料理など幅広いアレンジが可能なので、食生活が楽しく豊かになりますよ♪

手作りフルーツビネガーのある生活、始めてみてはいかがでしょうか。

 

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