基本の作り方で!パラパラチャーハンにするコツ

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こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。

中華料理の定番といえば炒飯(チャーハン)。冷蔵庫にある食材でささっと作れるので、家庭料理の定番でもありますよね。

お店で食べるようなパラパラのチャーハンを目指しても、べちゃっとしたり、ダマになったり、失敗して悩んだことはありませんか。

中には色々な裏技もありますが、今回は、基本の作り方でポイントやコツを抑えることで、お家でも本格的なチャーハンに仕上げる方法についてご紹介します。

パラパラのチャーハンを作るコツ

①熱々のご飯を使う

パラパラチャーハンの第一歩は、熱々のご飯を用意すること。温かいご飯はほぐれやすく、具材や調味料とすぐに馴染みます。

反対に冷たいご飯はダマになりやすいのでNGです。
もし残りものの冷たいご飯を使いたい場合には、あらかじめ電子レンジなどで温めてから使うことをおすすめします。

②油を多めに使う

普段から健康意識が高い方は、調理油を最小限に抑えたい気持ちがあると思いますが、多めの炒め油を使うことが、パラパラチャーハンの鉄則です。

油がご飯粒をコーティングすることで、粒表面のデンプンがべたつくのを防ぎ、粒同士がくっつきにくくなります。

十分な量の油をフライパンに敷き、油がしっかり温まってから食材を投入しましょう。

③卵を入れたらすぐにご飯を入れる

先に卵を入れてから、すぐに温かいご飯を入れることで、卵に含まれる油分がご飯の粒を包んで、パラパラのチャーハンになります。
卵が熱で固まる前に、ヘラを使ってご飯を絡めるのがポイント。

[卵とご飯を最初に混ぜ合わせてからフライパンに入れる] といった裏技もありますが、確かにパラパラにはなるものの、ご飯全体が卵の味で単調になり、具材としての卵の存在感もなくなってしまうため、あまりおすすめしません。

お肉類や火の通りにくい野菜などは、卵よりも先に炒めておき、端によせて、空いたところに卵とご飯を入れてください。

④ほぐすようにして、返しながら炒める

ご飯がかたまりになっている部分を中心に、木べらでほぐすように炒めましょう。ここでしっかりほぐしておかないと、パラパラにならないだけでなく、調味料も均一にまわりません

ただし、かき混ぜすぎたり、ご飯がつぶれてしまうとお米の粘りが出てしまうので注意が必要です。焼き付けるようにしながら、時々返すように炒めましょう。

⑤フライパンをふらない

中華料理屋ではフライパンをふって調理をしているイメージがありますが、これは火力の強いお店での方法です。

家庭のガスコンロやフライパンでつくる際は、火力もそこまで強くないため、温度が下がったり、熱のムラをなくすために、フライパンはふらないほうが良いですよ。

火力は中~高温をキープするのがおすすめです。

今回は、基本のチャーハンの作り方で、パラパラに仕上げるコツについてご紹介しました。

上手に作れなくて悩んでいた方は、ぜひ参考にしてみてください。

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