こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。
「山形だし」をご存知ですか?
山形だしとは、きゅうりなどの夏野菜や、みょうが、生姜などの薬味を刻み、醤油やつゆなどの調味料で和えた山形の郷土料理のひとつ。
ごはんや冷奴、麺類などの薬味として、様々な料理の味を引き立たせてくれます。
今回は、夏野菜であるモロヘイヤを使った、「山形だし」風レシピをご紹介したいと思います。
一般的な山形だしに比べ、モロヘイヤのネバネバ感が加わることで、喉ごしが良いのが特徴です。
ごはんやお豆腐などにのせて食べれば、食欲が低下しやすい暑い夏でも食が進みやすいため、疲労回復・スタミナアップも期待できます。
モロヘイヤは扱いが大変なイメージをもたれやすい食材ですが、レンジを使えば簡単に調理できますよ♪
それではレシピを紹介します。
【レシピ】モロヘイヤの山形だし風
材料(2人分)
- モロヘイヤ(葉の部分) 15g(およそ1/3袋分)
- みょうが 1個
- きゅうり 1/4本
【A】
- 麺つゆ(3倍濃縮)大さじ1
- 醤油 小さじ1/2
- おろし生姜 小さじ1/4
※冷奴にのせる場合:+絹ごし豆腐400g(4等分に切る)
作り方
1
モロヘイヤを水で洗い、水気を切らずに耐熱皿にのせます。
ふんわりとラップをして、600Wのレンジで40秒ほど加熱します。
冷水にとって水気を拭き取り、みじん切りにします。
2
きゅうり、みょうがはみじん切りにします。
3
ボウルに1のモロヘイヤ、2のきゅうり、みょうが、【A】の調味料を全て入れ、混ぜ合わせて完成です。
お豆腐やこんがり焼いた厚揚げにのせたり、ごはんにのせて召し上がりください。
お好みでかつお節をトッピングしてもよく合います。
みずみずしい夏野菜や、ネバネバのモロヘイヤ、香りのよい薬味。どれも相性ぴったりで、夏バテ気味な体が癒されます。
この夏、ぜひ作ってみてください♪