こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。
すり鉢といえば、ゴマやスパイスなどを擦るのに便利な料理道具。擦りたてのゴマは香りが一段と良いですよね!
また、すり鉢・すりこぎは、ジャガイモなどを潰す用途としても使えます。
マッシャーを使うよりもゴロッと感が残り、ほくほくとした仕上がりになるので、料理によって使い分けたいところ。
ただ、正直なところ、すり鉢を日常の料理に使うには「あまり手軽でないな」と思っていました。
洗うのも大変だし、なんだか仰々しいし…。
そうしてあまり使わなくなってしまうと、今度は置き場にも困ったり。
そんな悩みを解消してくれたのが、今回ご紹介する「溝のないすり鉢」です。
食材を擦るだけの道具から、溝がなくなり、食器としても使えるようになると、便利で手軽なキッチンアイテムになりました。
こちらが溝のないすり鉢。かもしか道具店の「すりバチ」という商品です。
溝がないのにちゃんと擦れるの?と思いませでしたか?
私も最初は半信半疑でしたが、本当に擦れました。笑
内側を触るとざらりとした土肌で、この質感を利用して擦ります。
ゴマを擦ってみます。
ちゃんとすりゴマになります!
このすり鉢の最大の特徴は、表面に溝がないため食材が詰まらず、洗うときに楽なところ。
また、そのまま器として使い食卓に出せるのも嬉しいポイントです。洗い物もこれ一つで済みます。
すり鉢としては珍しいこの形。安定感が出るので、とても擦りやすいです。
このすり鉢でゴマを擦って、そこに茹でた野菜などを加えてお醤油で味付け。
そしてそのまま食卓へ出してしまいます。
直径15cmほどで、器としても非常に使いやすいサイズです。だいたい中鉢くらいの大きさ。
ジャガイモなどをマッシュするのにも役立っています。
茹でたジャガイモをこのすり鉢に入れて、すりこぎで潰します。
そこに他の食材を加え、
マヨネーズなどの調味料もこのすり鉢の中で和えてしまいます。
そしてそのまま食卓へ!
ポテトサラダだけでなく、かぼちゃサラダ、さつまいもサラダ…なども
潰す・和える・盛る(器として使う)全部「溝のないすり鉢」で完結。
また最近では息子の離乳食作りにも活躍してもらっています。
すり潰してから水を加えて潰せば、これくらいのペーストになります。
おかゆやお魚などを数食分まとめてすり潰し、小分けしてフリージング。
気軽にささっと使えるので助かっています。
一般的なすり鉢からこの溝のないすり鉢に変えてから、使う頻度が増えました。
「すり鉢はあまり使わないけれど、擦り立てのゴマやスパイスを使った料理、ほくほくのポテサラをもっと気軽に楽しみたい」という方にはおすすめしたいアイテムです。
参考になれば嬉しいです!