こんにちは、管理栄養士・料理家の廣野沙織(ひろのさおり)です。
以前、ホワイトリカー(焼酎)を使って作る「果実酒」についてご紹介しました。
今回は、第二弾!
ホワイトリカーで、料理に便利な和風調味料が作れます!
その名も、“だし(出汁)酒” (勝手にネーミングしました笑)
乾物のだし食材を漬けるだけの簡単なものですが、だし酒の作り方や、料理への活用方法をご紹介します。
【レシピ】だし(出汁)酒
材料
- お好みの乾物だし素材(鰹節、昆布、椎茸、煮干しなど) 1種類以上
- 焼酎または日本酒(果実酒づくりで余ったホワイトリカーや、飲まずに残っている焼酎・日本酒などでもOK)
- 保存用の密閉瓶(煮沸しておく)
作り方
今回は旨味の相乗効果をもつことで代表的な「かつお節・昆布」の合わせだしです。
かつお節は液の中で散らばらないよう、市販のだしパックに入れるがおすすめ。
お好みのだし食材を保存容器(瓶)に入れ、
お酒を加えて・・・
あとは1週間程度置くだけ!冷蔵庫で保管しましょう。
便利な和風調味料として、料理に色々使えますよ~♪
だし酒の使い方
例えば、魚や肉の酒蒸しなど、普段使っている料理酒をだし酒に置き換えるだけでOK。
だしの風味・旨味が加わり、料理が一層美味しくなります。
また、煮物を作る際、臭みを消すために料理酒を使うことが多いと思いますが、このときもだし酒が活躍します。臭みを消しながらも旨味を加えられるので一石二鳥。
水にだし食材を漬けこむ「水だし」も人気ですが、これはたっぷりの「汁」を楽しむ料理に向いています。
一方、今回紹介した「だし酒」は、アルコールを飛ばしながら、旨味を濃縮させて使います。
そのため、隠し味としてスプーンひとさじ加えたり、料理酒+うま味調味料を使うような料理は、それらをだし酒で置き換えるなどの使い方がおすすめです。
ちなみに、焼酎で作っただし酒はお湯で割って飲むお酒としても美味しい。
梅干しを加えたら冬にぴったりのお湯割り焼酎に…。
アルコール度が高いため長期間日持ちするのも嬉しいポイント。だし酒はストックしておくと何かと便利です。
ぜひ、色々なだし素材でお試しください!素材1種類ずつ分けて作って、料理の際に気分で合わせても楽しいですよ♪