こんにちは、管理栄養士・料理家 ひろのさおりです。
家の玄関先には梅の木があり、この時期は梅の実がなります。
今年は特に豊作です!
今年はひとまず梅酒、ウイスキー梅酒、梅酢(梅ビネガー)を漬けました。
今回は簡単に作り方や、梅の下処理などを紹介したいと思います。
梅酢は、お酒ではありませんが、以前日経新聞さんに取材していただいたり、ブログでも詳しく紹介した果実酢(フルーツビネガー)と同じ要領で作れます。お酒が苦手、飲めないな方はこちらがおすすめです♪
梅の下処理・準備
まずは梅の下ごしらえから。簡単ですが、丁寧に行いましょう♪
①梅をひとつひとつ綺麗に洗い、水気を拭きとる
梅をひとつひとつ水で洗います。
洗い終わったら、キッチンペーパーなどで水気を拭きとり、お皿などに並べて少し乾かすのがポイントです。
②梅のヘタを取る
爪楊枝や竹串などで、梅のヘタを取り除きます。少し手間のかかる作業かもしれませんが、丁寧に下ごしらえをしましょう。
③保存容器を煮沸/アルコールで除菌する
梅酒などを漬ける保存容器は、長期間衛生的に保存できるように、熱湯で煮沸するか、洗った後にアルコール消毒をします。
これで下準備は完了。あとは漬けるだけ!
梅酒、梅酢、ウイスキー梅酒の作り方・レシピ(少量OK)
梅酒、ウイスキー梅酒、梅酢(梅ビネガー)のレシピを紹介します。
今回は手軽に少量で楽しめる分量になっています。ただし、倍量などに増やしても美味しく作れますよ♪
梅酒(定番中の定番!)
材料
- 梅 300g
- 氷砂糖 200g
- 焼酎(ホワイトリカー) 400mL
分量比率は、梅:砂糖:お酒=3 : 2 : 4
(※お酒のみ体積)
作り方
保存容器に梅、氷砂糖を入れ、焼酎(ホワイトリカー)を注ぎます。
3か月~半年くらい漬け込むと、美味しく飲めるようになります。
焼酎は好みのもので大丈夫です。
ホワイトリカーはスッキリとした味わいで、素材の味を引き立ててくれるため、梅酒や果実酒の漬け込みに向いています。
ウイスキー梅酒(相性抜群!コク深くまとまりが良い)
材料
- 梅 300g
- 氷砂糖 150g
- 焼酎(ホワイトリカー) 400mL
分量比率は、梅:砂糖:焼酎=3 : 1.5 : 4
(※お酒のみ体積)
作り方
保存容器に梅、氷砂糖を入れ、ウイスキーを注ぎます。
3か月~半年くらい漬け込むと、美味しく飲めるようになります。
ウイスキーと梅、意外と相性ぴったりなんです!
焼酎で作る梅酒よりも、コクや味わいが深く、全体のまとまりも良く仕上がります。
ウイスキーが好きな方はいつもと違った美味しさを楽しめますし、ウイスキーが苦手な方でも、梅の果実のフルーティーな甘さが加わることで、飲みやすくなると思います。
梅酢(お酒が飲めない方におすすめ!)
材料
- 梅 300g
- 氷砂糖 200g
- 穀物酢 400mL
分量比率は、梅:砂糖:酢=3:2:4
作り方
保存容器に梅、氷砂糖を入れ、酢を注ぎます。
漬け込み期間は1週間くらいと、お酒よりも短い期間で美味しく仕上がります。
お酢には血圧を低下させる作用や、腸のぜん動運動を促進して便秘を改善する働きがあります。
また、お酢や梅に多く含まれているクエン酸は、エネルギーの代謝に関わる栄養素で、疲労回復や夏バテ予防にも役立つと言われています。
梅酢は炭酸水で割ったり、オリーブオイルや塩と混ぜ合わせて梅ドレッシングにするのもおすすめです。
果実酢の活用方法については、下記の記事も参考にしてみてください。
今回は、梅酒、ウイスキー梅酒、梅酢(梅ビネガー)の作り方をご紹介しました。
今年の梅仕事がまだの方は、ぜひお試しください♪